宮城県。その2 | KIMAGURE Blog

宮城県。その2

宮城県二日目。

山形の青根という山奥から始まる。

朝早くに起こされ、朝メシもいただいてしまった。

ペンションのみんな揃ったところで車で約1時間半。
松島の東松島市という被災地に辿り着く。



この日で震災からちょうど半年。
街の復興は徐々に進んでいるようで、
僕が見た街の瓦礫は大分少ない。




その変わりにだだっ広い平地がほとんど。

僕がボランティアで訪れた桜井さんという方の家は、
どうやら津波で一階まで水浸しになり、
今、床を張り替えてる最中。といった感じ。




昨日知り合ったもう一人の男性、けんじさんが大工らしく、
棟梁となって以前から徐々に床の基盤を作ってた。




この日のメンバーは、
けんじさん、ユキオさん、リーダーのしげさんと僕の4人。

僕に与えられた仕事はその基盤の途中からで、
その上にベニアを張って、
またその上からクッション付きのフローリングの板を一枚ずつ丁寧に張る仕事だ。

けんじさんがベニアを床のカタチに合わせるように一枚ずつ切っては、
釘を打って。床をベニアで満たしてゆく。




その上から、クッション付きのフローリングの板を一枚ずつ
床用ボンドを塗って、張って、次の板をくっつけて。
余分にはみ出した板はけんじさんが切って。また張って。の繰り返し。



徐々に。




丁寧に。




10畳分のフローリング。4時間ほどでばっちり完成しました。





途中、合間に昼飯タイムがあって、
桜井さんがカレーをごちそうしてくれたり、
ジュースを持ってきてくれたり、




少しぼーっとする時間があって、



また作業開始して、夕方やっと完成っ!といった感じ。

最後には桜井さんからビール1ケースまでいただいた。

こうやって現地の方がこっちに気を使って、
何かしてくれる人の温かさを感じたりしてました。

初めて被災地に訪れた僕にとっては驚きの連続でした。




その後、松島の外海まで連れていってもらう。
外海のダメージは相当なもので、
家はほとんど土台しか残ってないような状態。

突然降ってきた雨が、
またこの街を痛々しいものにする。

その後、月浜という以前民宿がたくさんあった海沿いの観光地へ。



そこは半壊した家や瓦礫がまだ残っていて、
仮設住宅もすぐそばにあった。



自然の力にぞっとしながらも、
正直、頭の中はずっと流された人のことを想像してしまう。

幸い、ここの地域の人々は誰一人流された人はいないらしい。
奇跡としかいいようがない事実。


僕はどうやっても外の人間で、
一生懸命ボランティアをしてる人の中に入り、
現地に来てほんの一日だけ参加しただけ。

一日しかいない僕がこうやって書いていいのかよくわかりませんが、
出会った一部のボランティアの方々の話を聞いて
感じたこと、覚えてることを今ここに書いてます。


やはり震災当初、大概のボランティアの人は皆冷たい目で見られたらしい。

「よそ者が何しにきた?」そりゃそうですよね。
僕も被災地の人の立場で考えたら、きっとそう思っちゃう。


ボランティアの団体にもいろいろあるらしく、
宮城県でも石巻など、
よりひどく被災した場所は大きなボランティア団体が力を合わせ、
そこにまた何組かのボランティアが入ってくる。といった感じで、
ボランティア団体はわんさかいるらしい。

それに伴って、現地でボランティアをすること事態、
窓口は広くなってきている。
それって良いことでもあり、
その分溢れたボランティアの人もいる。


正直、僕もこの方々と出会わなかったら
多分石巻へ行ってただろう。


僕だって、やっぱり想像で知らない見たこともない場所にパッと行って、
現地の方々に冷たい目で見られたら、
肩を小さくしながら何も出来ずにただ歩いてただけだろう。


僕が参加したボランティア団体“TEAM 零 ACTION”はどこにも属さず、
まだ手つかずだった東松島の地をホントにゼロからのスタートで、
震災当初からここ半年間、
東松島の人々とゆっくり触れ合って徐々に信用されていったらしい。



最初はやっぱりボランティアどころか何もさせてくれなく、
ただ勝手に泥集めなんかをしてただけだった。


そんな日々が続くにつれて、
「お前、軍手も持ってないのか?」と現地の人が声をかけてくれたりして、
そこから徐々に本格的なボランティアが始まったらしい。
すごいパワーだな。と思いました。
そして、そうやって声をかけた現地の人の強さも感じた。


きっと、県外の人たちも、
現地に行って何かしたい。って思ってる人たくさんいると思う。
音楽やってるヤツなんて特に強いんだと思う。

僕が参加したボランティア団体の方々は、ほとんどの人が音楽をやっていて、
宮城でもこの夏何度か音楽イベントを開催したりしてきたらしい。

そのイベントを県外に送り出して、
県外のアーティストと現地のアーティストの交流。
そういうことの繰り返しでアーティストが
現地にくるきっかけになればいいな。と
一人のミュージシャンが言ってました。

今、こういう機会を徐々に増やしていってるようだ。
素晴らしいですね。

あの被災地の光景を見たら、
一瞬音楽のチカラを忘れそうになりましたが、
これからも音楽のチカラを信じて僕自身も歌っていきたい。
と改めて思いました。

TEAM 零 ACTIONのみなさん、
貴重な経験、本当にありがとうございましたっ!






久しぶりの重労働で、
疲労はたまってるようですが、
この日の夜も絵描きのユキオさんと再び仙台のストリートへ繰り出す。

そしたら、昨日出会った子がまた遊びに来てくれた。
こういうのは本当に嬉しい。



夜、0時くらいまで歌ったり話したりして、
この日はストリート終了。と思いきや、

気持ちもなんだかハイになってたので
その後、国分町という飲屋街でもう一度ストリート。

ここでは僕は歌わず、飲屋街でどうやったら似顔絵が売れるか、
いろいろ試行錯誤しながら、僕も看板考えたりしながら参加。

最初はなかなか立ち止まらず、やっぱ飲屋街で似顔絵は難しいのかな?
なんて思いながら、辿り着いた技法は、

「3分 似顔絵。」


飲屋街にはぴったりでした。
長丁場になりましたが、
これが一番好評で、
お客さんも喜んでくれていて、
似顔絵書いてない僕でもめちゃくちゃ楽しめた時間だった。


気付けば朝の4時。
二人でマクドナルドに入って仮眠。


充実して駆け抜けた一日でした。


また仙台で歌いたい。
出会ったみんなとまた再会したいな。
そう思う今日この頃です。

ありがとう松島と仙台。





次に訪れるのは岩手県の盛岡。



ばだな。




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【問い合わせ】恵比寿天窓switch TEL 03-5795-1887

【サポートメンバー】
【Gt.】平田崇(from Tahnya)
【Key.】高見英(from Route14band)
【Wba.】小谷和秀
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9月30日までにチケットの予約をしていただくと、
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ハヴケイスケTwitter:http://twitter.com/have_keisuke

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